世界の片隅で生きています

社会不適合者の生きる道

おばけよりもこわいもの

人生の課題から目を背けている自覚はある。

最優先事項として、それに取り組まなければならないのに、ひたすら見ないようにしている。

いつかは必ず向き合わざるを得ない時がやってくるとわかっているのに、出来るだけ先延ばしにしたいと切望している。

 

朝、目が覚めて、それが頭の片隅をよぎらない日はない。

やらなければいけないのに、とてつもなくやりたくない。

やりたくないのには、やりたくない理由がある。

例えばそれを手に入れれば、収入は確保できるが、それと同時に今の安心安全な生活を手放すことにもなる。

そんな事を考えていると、ますます布団から出るのが億劫になる。

しばし現実逃避をするために、意識をYouTubeやインスタグラムへと集中させる。

それらを惰性で見続けるのにも飽きてきた頃、やっとベッドから抜け出すことができる。

 

生きる為には、やりたくない事も我慢してやり続けなければいけないのだろうか。

お金を得るためには、そりの合わない人達とも我慢して付き合っていくしかないのだろうか。

 

私は今まで、お金よりも安楽を選んできた。

だから履歴書はすでに汚れている。

完全なる社会不適合者だ。

私には身分相応の生き方を身に付ける必要があるのだか、それはまだ見つかりそうにない。